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病気について

漱石は死因になった胃潰瘍以外にも多数の病気になりました。

1886年、落第の原因となった腹膜炎の翌年7月には急性トラホームを患いました。

留学中には神経衰弱に罹り帰国後にも再発しました。

その後も1907年9月には胃病に苦しみ、1910年6月に胃潰瘍で長与胃腸病院に 入院しました。

8月には転地療養のため修善寺温泉菊屋旅館に滞在しました。

しかし、8月24日に大量吐血し危篤状態となり、生死の間を 彷徨いました。

これを「修善寺の大患」と言われました。

そして10月、回復したため長与胃腸病院へ再び入院しました。

翌年8月、胃潰瘍が再発して大阪の湯川胃腸病院へ入院し、9月には東京で痔の手術をしました。

1913年は神経衰弱と胃潰瘍になり、その後何度も胃潰瘍を再発しました。

1916年4月には糖尿病と診断されますが、漱石は甘い物が 大好きでジャムも毎日のように舐めていたと言われています。

そして11月に胃潰瘍を再発し病状は悪化していき、12月9日午後亡くなりました。

それから、妻・鏡子からの申し出により翌日、遺体の解剖を東京帝国大学医学部で行われました。

この時摘出された脳と胃は大学に寄付され、 脳の重さは1425gで現在も東京大学医学部に保管されています。

解剖後の12月12日葬儀が行われ、28日に東京の雑司ヶ谷墓地に埋葬されました。


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